アクリル絵具溶剤
アクリル絵具でのエアーブラシによるルアーペイント。
ラッカーに比べて匂いもなく、時間を問わず場所もそんなに問わずで作業を出来るのでとても効率的です。
まだラッカーに比べれは情報も少ないのでいくつかの不具合点もあって模索中ではあります。
中でもアクリルの絵具を溶かす溶剤はいろんなものを試してはいましたがこれって物が見当たらず困っていました
最近お世話になっている画材屋さんが親身に相談に乗ってくれひとつの商品を教えてくれました。
クサカベ アキーラ専用はじきどめ液です。
まだ20個程度のルアーしかペイントしていないのでなんともいえませんが、
アクリルガッシュをこの溶剤で溶かすだけでルアーに乗せても弾かないで使いやすいです。
希釈に関してもそんなにシビアではなさそう。
もとはアキーラというアクリル絵具専用のメディウムの一種らしいのですがほとんどのアクリル絵具で使えるそうです。
ただノズル詰まりを起こしやすく、ブラシ先端部の分解洗浄をまめに行う必要がありそうです。。。
~余談~
ラッカーを使っていた頃はネットで情報収集、おもちゃ屋さんかモデルショップで材料調達。
アクリルになってからはネットで少ない情報収集
もっぱら画材屋さんに相談して材料調達。
塗料が違うだけでなんだか別のものを作り始めたようなくらい
「おもちゃ屋さん」と「画材屋さん」て違います。
エアーブラシ販売も元をたどればこちらが本家本元。
昔は画像修正などにエアブラシが多用されたため、
修理などもたくさん受け付けていたそう。
ただこの業界もパソコンでのソフトにシェアを奪われ
廃業した業者がほとんどらしいです。。
画像修正に使われる塗料にアクリル絵具を使っていたらしいのですが、この業界でのエアーブラシの職人は早逝の方が多かったらしいんです。。。怖い。。
とはいっても、そういった業界の職人さんがいる工場は、部屋に霧がかかっているくらいのハードなブラシ作業をしていたらしいです。
部屋に入るだけで服の色が変わるって(笑。ホントかいな)
化学物質って体に蓄積されやすいみたいですね。
なので店員さんに換気は必ずしてくださいといわれました。
匂いや有害性が高いラッカーはおのずと換気やマスクに気を使いますが匂いがしないとはいえアクリル絵具を使ったペイントもその辺の配慮が必要かもしれません。
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